2016_12
31
(Sat)13:46

DY、回顧2016

今年も残すところあと10時間ちょっととなりました。未だもってまったく実感ないですが2016年ももうすぐ終わって新しい年が始まります。皆さんにとっての2016年、どんな年だったでしょうか?
ここ数日、僕は来年に向けたいろいろを仕込みながら過ごしてたりするんですが、そんな中でもちょっと一時腰を吸えて今年1年を振り返ってみようかなと思ってこのエントリーを書き始めました。まーやり残したことはいくらでもあって、アルバムの曲解説と歌詞をまだぜんぜん載せられてないとか(笑)これは来年に持ち越しだね、ごめんなさい。
このエントリーを書き終えた頃には何か実感沸くかなとか思ったりもしていますが、そんな感じで2016年のDYさんの動きを振り返って今年の進化論を閉じたいと思います。しばしお付き合いいただけたら幸いです。
例年ですとベスト10方式で振り返りをやっていますが、今年は順位をつけられないぐらい自分にとって大きな出来事がたくさんたくさんありました。それを1月から順を追って書き記したいと思います。
1月。寒かったですねー。そして今年も生放送でカウントダウンをしながらの幕開けとなりました。たくさんの人に参加してもらえてにぎやかな年越しができたと思っていますし、今夜も11時から生放送で年越しをやります。まだ参加者を募集してますのでぜひよろしく。
そしてこの生放送の中でデジタルシングル、後に「l & p」とタイトルがつくわけですが、それのリリースを告知しましたね。お年玉として新曲もかけました。ミュージシャンとしてのイメージを固めるという宣言もここでやってますね。
2月。上で書いたl & pに収録する曲のレコーディングとマスタリングをしてました。labyrinthは少し手直ししてますけどほぼほぼそのままで、perfectmanを主にここではやってた感じですね。そしてこのperfectmanでゴールドコンサートへの挑戦というのもありました。
音源を本部に送ったのは1月だったかな?だからゴールドコンサートに応募したものは新しくレコーディングしたものじゃなかったんですよね。結果的に通ったからよかったけど(笑)もっとちゃんとしときゃよかったなー…なんて今更思ったり。
3月はそのl & pがリリース。今もiTunesやAMAZON MUSICからダウンロード購入いただけます。自分の曲を売り物にするというのは正直今も「どうなんだろうなー」という漠然としたものはありますが、後に話しますアルバムも含めていいチャレンジをさせてもらったと思ってます。
音楽面以外ではパラビの企画として「点字ブロックについて考える」というものをやりました。これもポッドキャストで公開していますが、さまざまな立場の人や点字ブロック発生の地が地元という方からお話をうかがえたり、点字ブロックの未来についても学ぶことができて非常にこれもいい経験になりました。デカプーさんの海外の話は興味深かったなー。
4月。なんと言っても地震です。阪神淡路や東日本で起きた巨大地震は知識としてありましたし、最近それに関する書物を読んだりテレビを見たりというので頭だけはでっかちになってたのですが、実際体感すると、恐ろしいなんて言葉では言い表せないものがありました。
幸い我が家はほぼ無傷でしたが、熊本の被害。特にチョッパーさんが一度は死を覚悟したという話は今思い出してもぞっとします。でも今こうしてみんな無事で生きていられること。本当にありがたいことです。もちろん未だ、身体や心に傷を抱えて生きる人たちがいることは忘れたくないですね。
5月。祖母が入院しました。地震の直後ぐらいから様子がおかしく、何度も何軒も病院をまわっては検査をいろいろしていたのですが体調は悪化するばかりで、どうやら一過性の脳虚血発作が起きているのではないかという結論には達したのですが、病変が発見できない。それで5月にとうとう入院です。
7月になる前に一度帰ってはきたのですが9月に入院。11月頭に帰ってきてまた入院とそういう生活を繰り返しています。正直、今すごく怖いです。おじが死に母が死に、祖母までいなくなってしまうのではないかと考えると怖くてたまりません。誰にも何もできていない。そんな悔しさと闘う日々です。
6月。音亀フェスの音作りだったり、年内を目標に定めていたアルバムの曲たちを少しずつエンジンかけながら作り始めた感じ。今年は自分の範囲でもいろんなものを作りましたし、あおいコッシーに提供した「風の贈り物」は僕にとってもすごい挑戦だった。
そして6月終わりぐらいにまさかまさかのゴールドコンサート、本戦への出場が決まるという嬉しいこともありました。いつも客席から浅倉さんのコンサートを見ていた、参加していたあの国際フォーラムのステージで自分が歌えるっていうのは本当に一つ、でっかい夢を手にした気分ではありました。
7月も、祖母が一度退院したという我が家にとっては明るいニュースもありましたが、その一方でものすごい豪雨に見舞われたりいつまでたっても天気が安定しない毎日だった印象ですね。この頃からゴールドコンサートに向けた練習もきちんとするようになったりしてね(笑)
あと自分にとっては大橋巨泉さんが亡くなったというニュースはショックだったなー。年齢も年齢ですし何度と泣く癌との闘いをしているわけですけど、それでもいつだって這い上がってきてた方だから、またいつものように「よう、出てやるよ」ってテレビにひょっこり表れるような気がしてて。今でもそんな気がするんですけどね。
8月。だいぶ精神的には穏やかでなくなってきてた。祖母の具合がまた悪くなっていたり、それにも関わらず病院に連れて行ってくれようとしない同居してるおばとの喧嘩もそこそこあったし。結果的に9月に救急搬送されるというところまでいっちゃったんだけど…。あとは仕事もうまくいかない状態がピークだった。
とにかく暑さだけじゃない、むしろ暑さなんてどうでもいいぐらい日常生活にイライラしてました。欝状態もそこそこあって、猛暑日にクーラーかけなくても平気みたいな日があったり食事もしたくない日があったり。とにかく自分が情けないって思う日が続いてました。
9月。上で言った祖母の救急搬送。これ、5月に続いて2回目。あんなに衰弱した祖母は見たことがなかったし見てられなかった。自分を責めもしたしおばを攻めるようなことも言ったと思います。そんな状態でゴールドコンサートの本番は近づいてきてて、出ていいのかなってすごく悩んだこともあって。
そんなこの時期ですけど…いや、だからなのかな?実はお付き合いを始めた人がいました。彼女です。本当に久しぶりにあんな感覚になったというか、ぐいぐい彼女に引かれる自分がいて。9月にお付き合いが始まったのだけど、実は10月にお別れしまして。
10月はなんと言ってもゴールドコンサートです。本番当日までうじうじ悩んでいたぐらいだったんですけど、いろいろな方の協力や支えがあって一つ、でっかい夢を叶えることができました。これに関してはただただ感謝。現時点で悔いはありません。
そのあとすぐ、上で言った彼女とお別れしました。何があったかはここでは書きませんが、本当に毎日しんどかった…というか今も完全には乗り越えられていなくて、油断すると一気に押し寄せてきて蛇口ひねったみたいに涙が出てくる。笑うという行為を意識しないとできないのって辛いんですね。
11月。音亀フェスが公開になりました。DYステージに関してはたくさんの方にいろんな反響をいただき感謝しています。特に「perfectmanで泣いた」というお声を頂戴したときは嬉しかったなー。僕なりのパッション、伝わってくれてたら嬉しいです。
この辺ではアルバム製作が架橋も架橋でした。曲は全部揃っててマスタリングやったりサイトを通じて各種ストアに送り込んだり。アルバムについては10月の出来事があって本格的に体調崩しまして、年内は無理かと思ってたんだけどなんとか。
そして12月。記憶に新しいところ、僕のアルバム「JOIN CIRCLE」がリリース。これは本当に自分一人だけでなく、アートワークで協力してくれた方、ギターで協力してくれた方、試聴用動画の政策に協力してくれた方、CMのナレーションをしてくれた方。
いろんな人の支えでできたことだと思ってる。みんながいなければ僕はこれ、出せなかったと思うんです。そこも含めてのJOIN CIRCLEになったかなーって。今あるご縁、今繋がってくれている出会い。手を差し伸べてくれる人の温かさ。僕の宝物です。本当にありがとうございます。
ということでざっと、僕の2016年を振り返ってきました。地震がやはり自分にとっては大きくて、それが原因だとは言わないけれどそこから巨木が倒れるように何かが崩れていくそんな恐怖も自分の中にはずっとあって、その不安と闘う中でも光を与えてくれる人がいたり強い力で引き寄せられる出会いがあったり更に別れがあったり。
激動だったと思います。正直もうしばらくはこの気持ち、引きずることになると思う。でも僕は一人じゃない、そのことはわかっているつもりです。寄りかかってしまうことは多いと思いますがもうしばらく皆さん、助けてください。ぜったいまた、がんばらなくても笑える僕になります。
最後になりますが、2016年もこのブログ、徒然DY進化論やポッドキャスト、DYのPULVERIZEBEAT、そして僕の音楽を通じてDYを応援くださった皆様、どうもありがとうございました。ちょっぴりネガティブに終わっていこうとしている2016年ですが、2017年は早々にいろいろやります。
まず今夜、年越しのカウントダウン放送がありますし、明日から新番組も始めます。そして今夜のカウントダウンで初解禁しようと思っているある情報もありますし、なんと言っても来年はパラビ10周年イヤーです。そこまでは止まらずに続けていきたいな。ということで2017年も僕DYと諸々のコンテンツ、よろしくお願いします。
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2016_12
28
(Wed)10:54

DYちゃんの楽曲解説~「the division」 & 「イバラ」~

今年も押し迫ってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?僕は相変わらず年末という感じがまったくしてません。車の通りや町の雰囲気はすっかり年末だと思うんだけど、なぜ自分はこんなにも落ち着いているのか?そのことにあせったりとわけのわからない心理状態だったりします(笑)
そんな中、ブログでの報告が遅れました。改めて明日ぐらいにちゃんと宣伝エントリーを書きたいと思っていますが、僕のアルバム、JOIN CIRCLEが無事12月25日、リリースになりました。リリースカウントダウン放送からたくさんの人にお買い求めいただけて嬉しい限りです。
この場を借り手ではありますが心から感謝申し上げます、どうもありがとう。自画自賛になっちゃいますけどいいアルバムができたなって思うので、もっともっとたくさんの人に触れてほしいなって思います。今までの出会いにもそうだし、これからの出会いにも送りたいそんな1枚。よろしくお願いします。
そんな今日もアルバムから1曲解説したいなと思うんですが、上で前向きなメッセージをしたためつつ今日はちょーネガティブな曲のことを書くよ(笑)ということでアルバムのオープニングを飾っていますイバラという曲をメインに。ただ形式上イントロダクションのインストから繋がってのイバラなので1曲目のthe divisionと合わせていかせていただきます。
まず「the division」から。JOIN CIRCLEってアルバムの1曲目がdivisionでびっくりさせちゃった人もいるみたいですね。Joinとはまったく正反対の「分ける」とか「分断する」みたいな意味合いのタイトルなので。順番的にはイバラが先にできていたんですが、あとにも書きますけどけっこう奇抜というか過激じゃないっすか(笑)
イバラをどこに入れるにしても浮いちゃうなと思ってイントロダクションのインストを作ることにしました。結果的に頭になっちゃった(笑)それでこれですが、自分が失明したその事実を作品として作ってみようと思って。おぼろげながら視力があったその世界から闇の世界に落とされる感じ?
自分の中で11歳に左目を失明してから家族や主治医の先生にも「右目を大事にしようね」って言われて、でもX dayはいつか必ず訪れるというのは予告されていたんですね。14歳ぐらいからなんとなくその兆候があって、17にもなると目の前がぼんやりかすんでほとんど見えなくなることも増えてきてた。
真綿で首を…じゃないけどそんなじわじわ迫り来る恐怖みたいなものはあったんだけど、なんでもない日常の中にそのX dayは突然訪れたっていうのを曲にしてみました。冒頭のカーテンと窓を開けるシーンはオリンパスのLS-14っていうICレコーダーで収録してます。伝わらないかもしれないけど大雨だったんですよこの日。
雷までは鳴ってなかったけどむちゃくちゃ降ってて。実際僕に訪れたその日はいいお天気でしたけど、曲の雰囲気としては雨の音のほうがいいかなって思って、朝4時にせっせこ録音しました。部屋の中から聞こえる外の雨っていう日常を感じてもらえる音にはなってるかも。
アウトロのうめいてるような過激な音はSYNTH-1で作ったものです。作ったといってもシンクリード系の音を少しエディットしてより奇抜にした感じなんですけど、「こんな音も出せるのか」って出来上がってからびっくりしましたね。
ここから繋がってのイバラになりますが、プログレというかシンフォニーロックっていわれるジャンルのテイストを盛り込んだ、アルバム冒頭からなかなかに攻めた曲になってますけども(笑)どう考えてもアルバムオープニング曲ではないよねこれ。
いいんです、おれのアルバムだからおれがルールブックです。そういうジャンルなので、いわゆるポップスなんかのわかりやすい「Aメロ、Bメロ、サビ」っていうのを根本から無視してます。前半のラップ…というか語りというかそのパートと、後半の稲妻シャウトパート。
どこがAメロでどこから転回してどこがサビなのかとか、もうそんなことはどうでもいいです。それゆえ試聴用の動画作るときはどこを切り出すかで一番悩みましたね。そして暴れるだけ暴れといて最後「だめだなこりゃ」って言って終わるっていうね(笑)
あの最後の一言は、海外のハードロックとかヘビメタのオマージュだったりします。そんなに詳しいわけじゃないんだけどデスボ系の曲の終わりにため息つきながら一言なんか言って終わるとかいうのがあるじゃない?あれを僕なりにやってみたのもあるし、本当に「だめだなこりゃ」って思った曲でもあったから…いろんな意味で。
これはベーシックのセクションをほぼほぼJUNO-Gだけで作りました。前半はいろいろ壊れた音が鳴ってますし、イントロから聞こえるギターリフの音もうまく作れたなって思ってます。もともとは綺麗なベル音なんだけどあえてビットクラッシュでギザギザの音にしたり、とにかく汚い音にこだわったかな?ストリングスも緊迫感があるものが作れたんじゃないかと思います。
後半のパートではiPhoneのGarageBandからAppleのギターのループを幾つか引っ張り出してきて重ねましたし、リードギターの音はThumbJamっていうアプリの音をより壊れた感じにしたくって、ギター系のエフェクトをいじって使いました。だいぶとんがってますけど、まさにイバラって感じの音にはなったんじゃないかな。
さて、歌詞ですが…前回の曲解説、DREAM CIRCLEのときも書きましたけど、僕ってどちらかというとネガティブ思考が強い人間なのです。でも僕は音楽が大好きだしいつも元気をもらっているし、自分が作る音楽も誰かにとってのそれでありたいなっていうのは作り始めてからずっと考えてきました。
ですがこの曲に関してはとことん後ろ向きでいいんじゃないかと思い切りました。あえて自分の目の子と、障害のことについて書いてみようと思ったのがイバラです。まーきっかけとは言えないかもしれないけど、僕が独学で作曲を始めた頃に学校の授業の一環で人権学習みたいなものがあって、そこで障碍者や集落の差別に苦しんでいる人たちで結成したバンドの曲を聞く機会があったんですね。
音楽室でみんなで黙って曲を聞いてるんですけど、授業中だったか終わってからか忘れましたが先生がつかつかつかって僕のとこにきて、「なーDY。おまえも音楽作るならこういうのを作らないとだめだぞ」みたいなことを言うわけです。授業中もずっと居心地悪かった僕としてはその先生の一言がずっと引っかかっていました。その居心地の悪さをどう文字にしたらいいのか、今でも僕には答えがないんだけど。
「手足がなくたって僕たちは負けない」「○○ちゃんと遊んではいけないって言われた」などなどそんな歌詞が並んだ曲たち。確かにストレートだし前向きな力は込められているけど「綺麗過ぎる」って感じたのもあるのかも。感動を誘うフォーマット満載というか。「どう?僕たちすごいでしょ?泣いてよ」じゃないけどさ(笑)世の中に求められている障碍者像っていうのが僕は嫌いなんだよね。
彼らの音楽に向き合う姿勢だったり楽曲そのものを否定するつもりはぜんぜんないんだけど、僕は自分の作るものでそれをやるのはいやだと思ってきました。でもこのイバラではあえて、その居心地悪さに対する僕の答えを一つ書いた感じです。「障害に負けない」って思ってがんばってる裏ではわりとネガティブな感情満載ですよ…じゃないけどさ。
「なんでおれだけが」とか「なんで理解されないんだよ」とか「どうせおれなんか」みたいな感情渦巻く中で必死にもがいてる障碍者、わりと多いぜって話。その中から、名前出して申し訳ないけど乙武さんみたいに世間に飛び出せる障碍者なんてほんのひとかけら。がんばりたくてもがんばれない、がんばり方がわからない障害者、多いです。
「障碍者は努力の人?ばかこくでねー」って歌ですね(笑)そういう、世の中に求められている障碍者に対する理想だったりイメージ、偏見に挑戦してこうじゃないけど、「僕が自分の障害のことやそこに対して思っていることを歌にするとこうなる」っていうのは一つ提示できたと思います。僕のお友達でも視覚障害者の人いっぱいいますが、イバラ聞いて歌って一緒に吼えましょう(笑)
この曲ですがJOIN CIRCLE収録の他、BIG UP! FREE(旧muzie)にも公開しています。BIG UP! FREEに公開のバージョンは前曲の余韻なく始まるバージョンになっています。先日の熱帯夜もそうですが会員登録いただくとフリーDLもできますので、あまり一般受けはしない曲ですが(笑)もしよろしければ聞いてください。

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2016_12
22
(Thu)02:38

DYちゃんの楽曲解説~DREAM CIRCLE~

このエントリーを書き始めた時間の大分県別府市の気温が16度だそうです。12月の深夜2時前にしてはあったかいですね、皆さんこんばんは(笑)いや、見てくれているタイミングは朝でしょうか?さわやかな朝ですか?希望の朝ですか?
学生さんは今日が終業式という人も多いのかな?冬休みかー、いいねー。クリスマスとお正月をまたいでダラダラできるとか夢のようですよ。僕もそんな学生時代を通ってきたはずなんだけどな、今は昔ですね。そんなクリスマスまであと3日。
クリスマスといえば僕のアルバム、JOIN CIRCLEが出ます。ここまでくるとわりと緊張もピークで、アルバムが出るというその事実事態に対してもそうですけど、果たして25日に無事に出るのだろうかというドキドキもあって。何かの手違いで…ってこともないとは言えないから。
入念にチェックはしてリリース登録したつもりではあるけど。そこも含めたリリースカウントダウン生放送なんかも24日に企画していますので、もしお時間と都合が合いましたらクリスマスイブの夜、空けといてください。11時からです。そしてまだまだ参加者も募集しています。
そのアルバムからの曲解説ですが、先日曲ラジ ~作曲の話をするラジオ~というポッドキャストにお邪魔してきました。現時点での最新回、21回目で作曲方法やアルバムの話などをさせていただいてますので、もしよろしければ聞いてください。
この回のEDでアルバムから1曲、1コーラスのみですがかけてもらいまして、今日はその曲の解説をしていきたいと思います。いつものように追記欄に歌詞を載せていますが、歌詞だけはフルコーラスで判明するというこの不思議な感じ(笑)体感せよ。
ストリングスのリフがイントロから規則的に聞こえてくる非常に刻みのいい曲ですね。ハウスとマーチを融合したようなビートになったんじゃないかなと思います。個人的には要所要所でアクセントとして入れたティンパニーがすごく力強い音にできたかなと思って気に入ってます。
あとはフレンチホルンの音色にiPhoneのSOUND CanvasからSC88proマップのものを使いました。新しい機材、新しいサンプルが必ずしもなじむわけではなく、こういうレトロなサンプリング技術で作られた音色が実はなじんだりってこともよくあります。フレンチホルンはやっぱこの機材のサンプルが好きだなー。
ベーシックなところはハウスとマーチって感じですが、よく聞かないとわからないですけどベースとシーケンスをサイドチェーンコンプでつぶしてたりとか、そういうEDMテイストもさりげなく入れてますし、隠し味でSYNTH-1で作った音も幾つか。ベースの低音はほぼほぼSYNTH-1じゃなかったかな?EQの使い方を工夫したらいいベース音ができて。
とことんまでキラキラした曲ですね。歌詞が出来上がってから更にキラキラ感がほしくて、JUNO-Gのベル音にSYNTH-1で作ったFMのベルを混ぜていたりとか、ウインドチャイムもピッチやテンポを微妙にずらしながら要所要所に入れてます。聞き終わった後にすごく気持ちよくなってもらえるサウンドかなと。
リフもビートもメロディーもそこまで難しいことはしてないつもりだし、聞いてると行進したくなる感覚になるんじゃないかな(笑)どこまでも前向きですよね。それゆえ歌詞には悩みました。大まかなアレンジは夏にはあったんだけど、ネックはやはり歌詞。
僕、そこまで前向き人間ではないから、このどこまでも前向きな希望に満ちたキラキラソングにどんな詞を乗せたらいいかっていうのはだいぶ難産でしたねー。突き抜けたのは10月のゴールドコンサートに出てからかな?あれが一つ自信に繋がったのもあったと思う。
帰りの飛行機からなんとなくキーになる単語を書きとめておいて、次の日から構築していきました。それで、今こうして一つ、大きな目標を達成できた自分から過去の自分に手紙を書こうっていう、そういうコンセプトでいったらすごいしっくりきて。過去と現在のJOINだよね。
なぜ自分は国際フォーラムのステージに立てたのか。ことごとくいろんな楽器に手を出しては挫折を繰り返してきたような中途半端な自分がなぜこうやって音楽を続け照られるのか。もちろん好きであったことは間違いない事実だけど、自分で曲を作りたいと思ったあの日からずっと捨てられなかった夢があった。
いい年して夢だの希望だのかっこ悪いっていう人もいるかもしれないけど、ゴールドコンサートに出られた事実、あのステージに立てた事実を考えたときにそれをかっこ悪いって思うのはナンセンスだなって。誰でもあるでしょ?持ってるでしょ?時間はかかったし形は変わったかもしれないけど、僕は叶えたよ。それはやっぱ強いと思った。
そんなことを考えてたら、結果いい曲になりましたね(笑)僕の根っこの部分を曲にできたと思ってます。そんな歌詞ができてから歌を入れましたが、気がついたらこんなに声を重ねてた。。どんどんハーモニーが増えていく感覚は楽しかったですね。増えすぎてどこを下げるか、どこを出すかではだいぶ悩みましたが。
たぶんアルバム中でperfectmanのフェイク部分を除けば一番コーラスが多いかもしれない。サビ頭のアクセントでピッチシフターを使った声があったり、サビ前のフィルでウイスパーボイスを入れたりっていう、自分の声で遊ぶ試みも幾つかしています。
結果的に歌詞の内容やタイトル、曲の持つ力というのを総合してアルバムのリードチューンというかタイトルチューンみたいな形になっていますが、僕自身の根っこを歌ったものでもあるし、アルバムの核となる曲なのは間違いないですね。
悩んでることとか辛いこととかそんなのが溢れる世の中だけど、そんな時代を生きる皆さんの背中を押せるような力を持った曲であればなーと思います。もちろん僕も(笑)たぶんお世話になることが多いと思う。未来の僕はこれをどう歌うんだろうね?

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2016_12
21
(Wed)18:37

PRB Countdown stream 16-17のお知らせ

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PRB Countdown stream 16-17のお知らせ
来る大晦日、12月31日の夜11時から、今年もDYのPULVERIZEBEAT主催の年越しカウントダウン生放送をネットラジオサイト、FC2ねとらじより配信します。
全国各地のパラともをスカイプで繋ぎ、2016年最後の1時間と2017年最初の1時間を駆け抜けるスペシャルプログラム。行く年を思い、来る年に希望を繋ぐ生放送です。
番組では以下の内容で参加いただける方を広く募集します。
1.スカイプで参加の方
実際にスカイプを繋いでパーソナリティーである僕DYを始め、パラともの皆さんとトークしていただける方を募集します。基本的に定員は考えておらず、希望の方を可能な限り受け入れたいと思っていますので、興味がある方は遠慮なくエントリーをしてください。
応募条件はただ一つ、パラビに出たい、それだけ。ただ一つ注意点としまして、大晦日、年越しということでお食事の後でお酒が入っての出演になる方も多いと思われます。
放送時間中の飲食について特に制限は設けませんが、たくさんの方に参加、試聴いただく場であるというのを踏まえたうえで、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
また、さまざまな事情も考慮し、途中参加や途中退席もOKですので、エントリーの際にお知らせください。
エントリーは、PULVERIZEBEATの番組メールフォームから、コーナー選択欄の「年越しカウントダウン」を選んで、スカイプIDと連絡のとれるメールアドレスを必ず書いて送信ください。

また、下記の直メールアドレスからもエントリーできますが、その際はわかりやすくその旨記載ください。なおスカイプ参加に関しては、本番中の募集やいわゆる突待ち企画は行いませんので、ご了承ください。
2.twitterで参加の方
本番中はいつもの番組ハッシュタグ、#parabiを開放いたします。番組を聞いていて突っ込みたいことやピンときた話題があれば、どうか気軽につぶやいてください。
特にメッセージテーマは設けませんが、2016年の思い出や当番組の印象に残ったエピソード、2017年の抱負といった話題を投稿いただければと思います。
3.直メールで参加の方
主にtwitterを利用していない方や、番組前に事前メッセージを送りたい方のために、いつもの直メール、parabi(A)momo-mail.comも開放いたしますのでご利用ください。
★迷惑メール対策です。お手数をおかけしますが(A)の部分をアットマークに置き換えてください。
午後10時55分ごろから試験放送を開始します。時間になりましたらPULVERIZEBEATの番組トップページにあります生放送再生用のリンクをクリックいただくか、こちらのリンクをクリックしてご試聴ください。
この番組はパーソナリティーのやむをえない事情により放送の開始時刻が遅れたり、あるいは放送そのものが中止になる可能性もあります。その際は僕DYのtwitterで逐一お知らせしてまいりますので、僕のアカウントをフォローいただくかハッシュタグの中をご確認ください。
12月31日夜11時から、今年最後の生放送。お時間が合うようでしたらお誘いあわせの上、たくさんのご試聴とメッセージ、そして参加を心よりお待ちしています。
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「今年はないのか」という声をちらほらいただいていましたが皆さん、お待たせしました。今年も残すところあと10日、年の瀬のあわただしい時期になってからの発表で申し訳なかったのですが、パラビのカウントダウン、今年も行う予定です。
昨年の教訓もあって、あまり早い時期に発表しても大晦日の予定がギリギリにならないとたたなかったりといった人もいましたので、本番10日前の告知とさせていただきました。この辺のせめぎあいはなかなか難しいよね。ということで、今回は内容についてなにも決まっておりません。
毎年好評いただいている初詣中継も今年はあるかどうか正直わかりません。全てはここからです。集まるか集まらないか、それで決まります。ということで、本日より受付スタート。お時間が合う方で興味がありましたら参加表明いただけたらと思います。エントリー、お待ちしていますね。
今日は冬至。1年でもっとも夜が長い日だそうですが、それもあってなのでしょうか?どうも気分が優れないわたくしです。寒さは和らいでるんですけどね。ということで、取り急ぎ内容まで出今日はおしまい。風邪とかには皆さん気をつけてお過ごしくださいね。
2016_12
15
(Thu)19:04

JOIN CIRCLE、アートワークとクロスフェード動画公開!!リリースまであと10日

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DY、1st full album、「JOIN CIRCLE」
喜びも悲しみも
愛しさも切なさも
ずるさも悔しさも
「ごめんね」も「ありがとう」も
僕と繋いだ一つ一つの掌へ!!
■2016/12/25 on sale
☆収録内容
01 the division
02 イバラ
03 one way blue
04 labyrinth
05 あおぞら
06 レモネードの夜
07 DREAM CIRCLE
08 update
09 熱帯夜 -brake to the night-
10 INRYOKU
11 perfectman -album mix-
12 meloDY -THX2016ver-
13 the join -20X21-
14 precious 96
☆全曲試聴クロスフェード動画

☆価格
アルバム単位→\1800
曲単位→\200
☆販売元
iTunes、AMAZON MUSICなど日本の主要ミュージックストアにてDL販売の他、各種音楽の定額ストリーミングサービスにも後日供給予定!!
☆その他
9曲目収録の「熱帯夜 -brake to the night-」をアルバムリリースに先駆けて音楽投稿サイト、BIG UP! FREE(旧muzieにて公開中。ストリーミング試聴可能です。
このアルバムの収益の一部を、平成28年熊本、大分地震の復興支援金として役立てさせていただきます。応援よろしくお願いいたします。
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12月も半月が終わろうとしていて、2016年も押し迫ってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?全国的にどうなのかはちょっとわからないですが、今日の大分は軒並み10度を割り込んでたっぽくて寒い寒い1日になりました。
今もけっこう強い風がビュービュー吹いてますが、明日辺り積もらないにしても雪になるんじゃないだろうか?そんな気がしますが、いよいよリリースまであと10日となりました僕の1st full alubum。
本日、youtubeにちょこっとずつになりますが、全14曲のクロスフェード動画を公開しました。気がつくと4年ぐらいぶりの動画アップロードらしいです(笑)いやー、そんなに経ってましたか。すっかりアップの仕方を忘れてしまっていて、もちろん4年前とページのデザインも違うんだろうし、若干てこずりましたがなんとか。
さてさて、皆さんお聞きいただけましたか?ようやくこれで僕が本当にアルバムを作っていたことが証明できたなと思うんですが(笑)もちろん自信を持って皆さんに届けたいと思いますので、全曲フルで聞けるまであと10日、もうちょっと待っててください。
この動画公開と同時にアートワークも公開という形になりました。シングルのときは写真だけだったんですが、アルバムはもうちょっとどうにかしたくって、アルバムタイトルを入れてもらったりテーマに沿ったイラストを描いていただきました。
アートワークは、僕のポッドキャストにも2回ほどゲストで出ていただいたみなののさんに協力いただきました。イラストはみなののさんの娘さんが描いてくれたそうです。自分の周り数名に見てもらいましたが評判いいですねー。感謝です。
そして動画製作に当たっては、音亀のハルさんに協力いただきました。音の部分は僕が作ったんですが、クロスフェードのタイミングで曲名のテロップを切り替えたりっていうのが自分の技術では難しいところがあったのでお願いしたんですけど、かっこよく仕上げていただいて。
アートワーク、動画作成に加えて、この間曲解説でもお知らせしましたがあおぞらのギターを音羽ざくろさんにお願いしたり、一人だけではこのアルバムをリリースすることはできなかったなーと、改めて感謝の気持ちをかみ締めています。もちろん曲についても自分のありったけを注ぎ込んでいます。
聞いてもらってわかりますけど、けっこう冒頭はとんがったギスギスした感じになっちゃってますが(笑)全体を通して聞くとすごくあったかい気持ちになってもらえるんじゃないかなって気がします。コンセプトアルバムっていうほど一貫したものは意識してなかったんですが、結果的に流れ出聞くとストーリーを感じてもらえるかもしれない。
そんなわけで、ほんのちょっとずつではありますがJOIN CIRCLEの全体像のシルエットぐらいはお聞かせできると思います。この段階での感想もよろしければぜひぜひ聞かせてください。そしていいと思ってくださいましたらできたらぽちぽちっとお願いしたいです。応援よろしくお願いします。
2016_12
11
(Sun)18:31

DYちゃんの楽曲解説~熱帯夜 -brake to the night-~

仕事が休みの日は完全に引きこもってしまうのが課題だなーと思う今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?そんなわけで今日は1日外の状況がわからなかったんですけど、なんだか暖房つけてても底冷えがして寒いなと感じていました。
自律神経がおかしいのもあるんだろうけどね。現在の室温は18度ですが、Apple watchによると別府市、現在9度だそうな。年の瀬です。長引く風邪も流行ってるようなので体調には気をつけたいものです。
僕もようやく風邪から抜けそうなんですが、まだ鼻と喉がおかしいのでさっさと治したいと思います。まだ副鼻腔炎が完全に治りきってない説もあるんですよね(苦笑)諸事情あって耳鼻科行かなくなったから。
さてさて、そんな寒い寒い冬ですが、今日は熱い曲の解説をしてみようと思います。ということで、12月25日にリリースのアルバム、JOIN CIRCLE収録の中から本日は熱帯夜 -brake to the night-いきますよ。
この曲ですが、むかしむかしのそのむかし、6年ぐらい前ですかね?ネット上にたくさんいらっしゃいますボカロの調教師さんと協力してボカロ曲を作って、それをニコ動なんかにアップすることにはまってた時期があるんです。
その頃にKaito兄さんが歌う21世紀のロックンロールを作りたいと思って書いたのがこれでした。今もニコ動に上がってたりするんですが、絵師さんにもかっこいいイラストを描いてもらったりして評判もすごくよかったし、何より僕も気に入ってます。
↑調べたら2010年12月2日のエントリーで曲解説してた(笑)ブログも長いことやってくるもんですね。ニコ動も貼り付けてありますのでよかったらイラストと一緒にお楽しみください。そしてこのときもおれ、風邪引いてたらしい(笑)
それが大変貌を遂げたのが2014年、毎度お話が出てきます音亀フェスでした。このときはDY流のEDMをやりたいと思ったのが最初で、セットリストを考える中でこれをやろうと思ってセルフカバーでEDMアレンジしました。
このEDMアレンジも好評だったんですが、「そういえばどこにも公開してなかったな」と思って、今回アルバムに収録したものはこのEDMバージョンがベースになってます。2年ぶりに歌いましたけど、自分で書いておきながら変態な歌詞だなーとか思いましたね(笑)
曲のサイズをフェスのライブアレンジから短くして、トラックに埋もれる形でミックスしているのでよく聞かないとわからないかもしれないですが左右でワウとカッティングのギターが鳴っていたりします。アレンジはEDMだけど根っこにはロックンロールっていうところがあるんで、そこの根っこは残したかったのが理由。
あと、アルバム製作の中でこの曲が初めてだったと思うんですが、フリーのソフトシンセでとても優秀なSYNTH-1の音をシーケンスに混ぜました。といってもほんと1トラックだけでしかもわかりにくいところにミックスしてあるので「ここです」って言ったところでわかってはもらえないと思うんだけど。
最初はパラメーターのいじり方がよくわからなくて手探り状態で右往左往してましたが、慣れてくるとすごく楽しいし、フリーなのに作れる音は無限大といった感じですごく優秀。かなりぶっとい音も最近では作れるようになりまして、他のアルバム曲ではベース音を作ってたりもします。今後も活躍してくれそうです。
そしてEDMといえばサイドチェーンコンプも特徴の一つですけど、すっごくわかりにくいですがAメロのパッドの音色にかけたりもしました。これも苦労したんです。今は仮装でサイドチェーンの効果を出すプラグインも出てるらしいんだけど、僕は実際にコンプレッサーのプラグインを使って再現しました。
youtubeでCubase使ってかけ方をレクチャーしてる動画を何べんも見たりしたんですけど、僕が使ってるReaperってインターフェイスがそこそこ複雑らしくって(笑)特にセンドしたトリガーのトラックをミュートしちゃうとコンプ効果も消えるとか(Cubaseはそれがなかった)。いやー、すったもんだしましたねー。
でもおかげさまで、あの効果がどういう仕組みで出されているのかっていう勉強にはなりました。あんまりうまくはかけられてないですけど、あえてそこも味として今回は出していこうってことで熱帯夜を完成という形にしました。アルバムでもいいポジションに入れたと思うんで、のりのりで盛り上がってください。
ちなみにアルバムに収録したバージョンは次曲との繋がりの関係で終わりまできちんと入れたんですが、もともとはフェードアウトさせようと思って作ってて、そのフェードアウトのバージョンを先日BIG UP! FREE(旧muzieに公開してます。
突然無料で聞けるところにアップロードしたのはこういう理由です(笑)アルバムまで待てないという方はぜひ。今はストリーミングのみで聞けるようになってますが、アルバムリリース後はDLもできるようにしようと思ってます。実質のシングルカット?冬の寒さを吹き飛ばしてください。
ちなみにアルバムからはリリース後にもう1曲だけBIG UP! FREEに公開しようと思ってます。これも上記の理由に近い感じなんですけど、それと同時に僕の中ではかなり攻めた感じの今までにない作品になったので。タイトルからしてきてますけどね(笑)さあ、どの曲なんでしょう?そこも含めてお楽しみに。

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2016_12
07
(Wed)09:00

DYちゃんの楽曲解説~あおぞら~

12月に入って1週間ほどが経ちました。どことなく町の中、車や人の動きがあわただしくなってくるそんな時期ですね。事故も増えてくる時期なので起こさず会わず、みんな無事に笑って年を越したいものです。
それにしても冷え込みが本格的に厳しくなってきました。それゆえなのかDYさんは1週間ほどかぜっぴきの状態が続いています。もう倦怠感はなくなったし咳も止まったんですが、時々たんが絡みます。今回の風邪は熱が出ない代わりにいつまでもくすぶってる気がする。
とにかく体を冷やさないようにあったかいものを食べたり飲んだりしながら気をつけてまいりましょう。そんな本日のエントリーですが、12月25日にDL販売開始の僕のアルバム、JOIN CIRCLEから曲解説第2弾、あおぞらについて書いてみようと思います。
先日のone way blueとともに11月5日に公開になった音亀フェス2016内で先行して披露させていただきました1曲ですが、皆さんもうお聞きいただけたかな?one way blueは超高速曲ですけど、こちらはバラード。
すごく久しぶりに本格的なバラードを書きました。MCでも言いましたがこの曲は、今年の4月に起きた熊本地震について書いたものです。地震が起きてから1週間後ぐらいには大まかなアレンジまで全てできていた曲で、シンプルな気持ちを音にしました。
ただ悩んだのはギターセクションですね。僕はギターが弾けないし、鍵盤であのジャカジャカをやるのってすごい大変で。フリーのソフトシンセでギターのストロークが出せるやつを探したり、iPhoneのGarageBandとかループ素材とかいろいろ試しましたけどどうしてもうまくいかなくて。
それで、ギターだけは弾ける人にお願いしようということで、アルバム収録のバージョンでは知り合いの音羽ざくろさんという方にお願いをしました。とはいえコード譜とかが一切渡せず(苦笑)耳コピでやってもらうしか方法がなくて申し訳なかったし、最初に僕が渡したファイルなんてクリックすらつけてないっていうお粗末振りで。
実際に顔を合わせて体面でレコーディングするってなったらコミュニケーションをとりながら細かく支持も出せるんだろうけど、遠隔でファイルを渡しあうしか方法がない中だったり、先方のレコーディング環境によっても事情がいろいろ変わってくるので、その辺はわからないとはいえ配慮不足だったと思うし、勉強になりました。
でもそのおかげですごく味わいのあるギターセクションを入れていただくことができたと思います。とってもやわらかい響きのするギターなので聞いてて心地よいと思う。ギターがメインに出てくるバラードという意味では初めて書きましたが、やっぱギターいいですね。ただちなみにですが、間奏のギターソロは僕が鍵盤でやってます。
ギターといえば音亀フェスではAnimal c@astersのパンダ・ケンイチさんにお願いしましたが、ざくろさんとはまた違った熱いギターを入れてくれました。これも上と同様にコード不渡せないっていう問題が(苦笑)ほんと申し訳なかった。なんか今後のために手段を考えないといけないね。反省であります。
嬉しかったのは、僕はストローク部分だけをお願いしたんですけど、パンダさん、ソロも弾いてくれたんですよ。それがけっこう泣ける響きだったので、フェスでは使わせていただきました。間奏で右チャンネルから聞こえるソロがそれです。いやー、思い切ってお願いしてよかったです。その節はありがとうございました。
今回のフェスでパンダさんにギターをお願いしたのは、ある意味でチョッパーさんへのサプライズというかそんなのも自分の中にはあって。チョッパーさん、パンダさんファンだから。パラビ聞いてもらうとその辺お解かりいただけるかと思いますが、チョッパーも熊本地震では震度7を2回くらってるし、1回は本気で死にかけてますから。
そんな中で今年もフェスにチョッパーさんを引っ張り出すっていう無理を言ってしまってるわけで、なんかお礼じゃないけどしたくって。とはいえ…裏の話し、バーチャルフェスですから生の絡みはないんですけどね(笑)いつかどこかのポッドキャストで生の絡みは実現させたいですけどね。
ストリングスアレンジも時間をかけましたが、わりとこだわっていて、JUNO-Gの波形に低音部分で微妙にEOSの波形も混ぜたりしています。隠し味でオーボエも鳴っていたりしますが、こういう曲には合うなと思いました。いい具合に切ない音ですよね。
できる限りシンプルに作ることを心がけたつもりでも気がついたらコーラス含め自分の声が10個ぐらい重なってたり全体でも30トラックぐらいはあったりするという相変わらずな感じですが(笑)そんなこの曲の歌詞について。
「あおぞら」というタイトルで曲を書きたいというのは実はむかしからなんとなくありましたが、曲を書いた段階で「この曲でいこう」というのですぐにタイトルが決まって。と同時に、アルバムタイトルのJOIN CIRCLEというのも定まった感じでした。
空って世界中どこにいても見られるものだし、もちろん世界中を一つに繋いでいるものでもあるし。ただ見上げたときにとても前向きな気持ちにしてくれるものでもあり、その青さに切なくなったりときにいらだたしさも覚えたりすると思うんです。
おんなじ空でも見る人の心情によって捕らえ方が違う。でもそんなのを全部知られてるというか見透かされてるというかそんな気もする。「おてんとさんが見てるよ」みたいな言い方ってありますけど、人が見えてるものも見えてないものも含めて全部知ってる。
それを全部知った上で世界中を繋いでいるものが空なのかな。そんなことを今回の地震ですごく考えてこの詞を書きました。書きながらもそうだし、歌ってても泣けてくるんですが、僕的には大切な1曲になりました。
僕にできることには限界があって、立派なことを言っているようでも中身はぜんぜん立派じゃなくて、心から愛した人も守れない自分が嫌になったり「自分、小さいなー」って自己嫌悪になることもあるけど、そういうのも空は全部知ってる。だから生きよう。
そんな歌。今こうして思い返してみると当時とはまた違った思いもこの歌にはあったりしますけど、ほんと…自分でいうのも何ですがいい曲だなと思います。たくさんの人を繋いでくれる曲になればいいな。

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