素直じゃねーな、おれ

本職についての悩みを抱えてしまってからなんだか酷く自信をなくしてしまっている今日この頃。自分でもびっくりするぐらい最近お客さんとの接し方がわからなくなってきてます。今日もお話をさせていただく中で「あれ、ちょっと今の言葉きつかったかな」とか「あれ、なんか違う、こんなんじゃないのに」っていう場面が幾つかあった。
気が付くと必要以上のことをしゃべらなくなってる自分がいたり…。つい2週間ぐらい前まではこんなんじゃなかったのに。もっと素直にありがとうやごめんなさいが言えてたはずなのに…。もっとお客さんとはいえ素直な自分でぶつかっていかないとうまくいくもんもいかないのかな?でも素直すぎると言葉遣いが悪いのなんのって言われちゃうし…。
お年寄りとお話しするのは自分自身すごく学ぶべきところが多くて、逆に僕ら若者が感じていることや悩んでいることを聞いていただきながらお互いに出せるものを交換して生きていく力を交換する作業。マッサージだけでなくそういう作業が好きで僕はこの仕事を続けてるんだけど、それは世間的にはけして正しいことばかりじゃないようで…。
30人いたら30人全ての人を納得させ満足させなくてはならない職業なわけで、自分はこの職に向いてないのかなって。正直どうしたらいいのかわからない。恥ずかしながら午後から一人涙目になってるところをナースに見つかってしまった(苦笑)ただただ情けないです。100%正しい人間なんてこの世にはいないはずなのに…。
そんな重い気持ちでここのところ通勤していて、でも家に帰ってくると祖母の暖かい声とアイの熱烈な歓迎が待っている。これだけで自分は幸せ者なのかもしれないなって思う。贅沢を言い出したらきりがないけど、少しでもまた素直な自分を取り戻すために生きていかなきゃね。何ができるのか自分にはわからないですけど…。
こういう状態にあっても音楽だけは僕を裏切らずすっと包んでくれてる気がします。最近はなぜか野猿が聞きたくて撤収っていうベスト版を引っ張り出してきて聞いてますね。あとは浅倉アレックスくん鎮魂曲の構想もぼちぼちやってます。僕の役目は今回メロディーメイクだけなんだけど、だからこそきちんとしたものにしたくて。
僕の生き方って他人から見ると嫌なことから逃げてばかりで好きなことやできることだけしかやってないって見られちゃうのかもしれないしそれが反感をかってしまうのかもしれません。いくら僕がそこに反論しても認めてくれる人は少ないでしょう。わかってくれとは言わないけど、そんなにおれ楽な生き方ばかりはしてないつもりなんだけどな。
まだまだ出口が見えなくてすごくこの先不安ですけど、自分にやれる性一杯をやるだけなので。仕事も音楽も一人でも多くの人にいいものを届けるためにがんばっていきたいです。がんばるぞ!

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