2012_05
16
(Wed)21:41

私を夜の闇に包め!!

1996年5月16日。僕が量目の視力を完全に失った日。17歳という、世間一般的には青春を謳歌しているようなそんな時期でしたが、あれからもう16年も経つんですね~。
左目の視力を失ってからはもう20年以上経つわけですけど、そう考えると人生の半分以上は、量目で光を感じたり色を識別したり、そういうことができなくなってたんだな~。完全失明をしてから16年の今日、なんだかそんなことをふと考えていました。
↑と書いてますが、見えていたといっても完全に見えていたわけではなく、人の顔を見て誰だか識別することは不可能でした。光の加減で周りの人たちが着ている服の色なんかがわかった程度かな。
それでも生まれつき見えるという感覚をまったく知らない方に比べたら、自分は恵まれていたのかもなと思います。知識としてだけではなく、たとえば「赤」と言われてどういう色なのかを脳内に描くことができますし。
朝でも昼でも夜でも真っ暗な世界(性格には完全に真っ暗という感じではないのですが)で生きていくことが当然のようになってしまった今、「なるようにしかなんないんだから」という気持ちもあれば、「これからどうなっちゃうんだろう?」っていう漠然とした不安もある。
失明した直後に比べると不安は少ないと思うんですけどね。あのときは精神的にも物理的にも感覚的にもお先真っ暗という表現がぴったりでしたから。未来が描けなくなったというか、この気持ちをどこに持っていったらいいんだろうって。
そういう不安を家族にも打ち明けられなくて。僕が失明したことで家族はたくさんの涙を流したし同じように・・・いや、ある部分では僕以上に辛い思いをしたかもしれない。だからそれが嘘でも元気なふりをしなきゃって・・・なんか必死でした。いわゆるいい子ちゃんだった感じ?
今もそれは変わらないかもしれないですね~。気持ちのどこかでは家族に遠慮したり「元気でいなきゃ、がんばんなきゃ」って思ってるところがあるかも。でも一人の時間ができてふと将来のこととかを描こうとすると、何も見えてこない自分がいるんですね。それがたまらなく恐ろしかった。
そういう中でも音楽が好きだって気持ちに揺らぎはなくて、恐怖心から逃げるために音楽を聴きあさっていたところにあの人の音楽との出会いがあってね(笑)だからこの16年、失明したからこそ得られたものっていうのもたくさんたくさんあったし。
シンセを買ってもらって独学で作曲を始めて、そこから繋がって自分が作った曲を一緒に奏でてくれる仲間に出会ったり、ここでブログを書き始めたりそのことでまた繋がってくれた人がいたり。ポッドキャストもそうだし。
いろいろあったしこれからもきっといろいろあるんだろうけど、失ったもんは戻ってこないとしても手に入れたものはいくらでも大切に大きく育てていけると思うし。もちろん僕の心がけ次第だけど(笑)
ま~・・・がんばります。な~んか今日は16年というタイミングでふとそんなことを考えてぼーーっとしてしまいました。とはいえやるべきことはやった・・・はず(笑)バイトもきっちり、曲作りもそこそこに。
本当はね、いろいろ吐き出したいんです。なんかくすぶってるどよどよした気持ちがあって、でもどこにぶつけていいかわからないし。ここで書いてもいいのかもしれないけどなんか違う気がして。
毎日欠かさずここを更新してたときってそういうどよどよした気持ちも余すところなく書きまくってたよな~。今よりも柔軟に文章が書けてた気がするんだけど、なんか今はいろいろ考えてしまっててだめですね。
は~、な~んかうまくいかない。でもきっとそれは僕だけじゃないと思うから。うん、明日からもまたがんばろう。そういえば今日のエントリーのタイトル、僕の好きな特撮の超人機メタルダーの敵のボス、ゴッドネロスの台詞なのです。
これまた今日ふとウィキペディアを覗いてみたら、声を当ててた渡部猛さん、一昨年亡くなってた(涙)ネロス様が天国へ召されました。自分にとって最強最悪な悪役ボスだと思っているのですが、なんだかちょっと寂しい気持ちになりました。
謹んでご冥福をお祈りします。ってぜんぜんそういえばな話じゃなかったよ(笑)
スポンサーサイト

C.O.M.M.E.N.T

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック