2013_05
21
(Tue)19:07

乙武さんの入店拒否騒動に思う

ご無沙汰しております。2週間ぶりぐらいですか?いろいろ出来事はありつつもブログを書くまでの気力が(笑)その前にここを楽しみに見てくれてる人がいるかってのが問題ですが、緩くまったりと続けていきますのでどうぞご贔屓に。

とりあえず更新せずに1ヶ月放置すると広告がばばーんと表示されるんでしたっけね?そうならないうちには何かしら更新されているようにしたいと思ってますので、月に1回はなんとなく覗いてもらえると嬉しいにゃ。

それにしても暑いですね。昼間はもちろんだけどけっこう夜も暑くて、20度近くっていう気温の状態で夜10時をまわることが多い大分県別府市です。寝苦しいのなんのって感じですが、まだクーラーのお世話にはなっていません。

でも窓を開けっ放しで寝てしまう感じなので、朝起きると喉はがらがら、鼻水もすごいことになってますが(苦笑)この鼻水はあれなのかね、PM2.5の影響もあったりするのだろうか?そんな感じですが、とりあえずは元気です。

さて、本日のエントリー。今日は仕事が休みだったので朝の情報番組的なものもいろいろ見ていたわけですが、ネット上ではけっこう大きな話題になっています、乙武さんがイタリアンレストランへの車椅子での入店を拒否されたという話について。

ニュースソースとして、このページを貼り付けるのはどうなのかな~という気持ちはあるのですが、ここが一番わかりやすくいろいろまとめられているので一応ご紹介→http://www.yukawanet.com/archives/4459456.html

この入店拒否のツイート、実は僕、リアルタイムで見ていたんですね。ほんとたまたまなんだけど、正直なそのときの気持ちはこの銀座のお店の対応に憤りを覚えた部分もありました。でも「名指し?大丈夫なの?」っていう気持ちもあって、でもそれは乙武さんの考えあってのことかなっていうのもあり。

僕からは特にリプライなどのアクションを起こすことはなかったんですが、3日ほどたった今、こうしてテレビでも大騒ぎになってるという。twitterのトレンドにも常に乙武氏って表示されてるような状態だったし(苦笑)えらいこっちゃなーと思っていたわけですが…。

ということで、乙武さんと障害の形は違えども僕も先天的障碍者でもありますし、この件についていろんな人のツイートを見る中でいろいろ思うことがあったので、僕なりの思いをちょこっと書いておこうかなと思います。

あくまで僕が思う個人的な思いなので、どちらの肩を持つとか持たないとかじゃないし、健常者批判でもないし。まー気分を悪くする人もいるかもしれませんがあまりオブラートに包めないところも性格上ありますので(苦笑)そこをご理解の上ここから先は読んでいただければ。

乙武さんに対して否定的な発言をしている人の多くが口にするやってもらって当たり前みたいな考えはどうかと思うというよう意見。僕は彼じゃないので彼がどう感じ、どう思った上で行動しているのかはわからないけれど、それはないんじゃないかなと思っている。

実際僕もこのブログを通じてだったり、直接そう言われた経験がある。「DYさんは助けてもらえるまで待っている。自分から何もしようとはしない。できないんだから…障碍者なんだからやってもらって当たり前なんて思ってるんじゃない?」と。どうなんだろう?

ここを見てそう思った人、実際に僕と接してそう思った人がいるのだから、他人の目を通して見れば相手にそういう思いを無意識にさせてしまってるのかもしれない。そういう意味では僕も100%、「違うよ」とは言い切れる自信はないなー。

ただそこを抜きにして、あくまで自分の気持ちの中では、助けてもらって当たり前だなんていう感情を他人に向けているつもりはないし、助けてくれる人には本当に感謝をしています。そしてその感謝を少しでも返した否とも思っています。

僕も実際、入店拒否ではないけど数年前、とあるミュージシャンのコンサートに出向こうとしたとき、どうしても一緒に付き添ってくれる人が見つからなくて、独りで参加せざるを得なくなったときイベンターに問い合わせたんですけど、電話では入場を拒否されたという経験があります。

会場までの道順は電車やタクシーを使ってたどり着ける旨を話したのですが、スタッフの数からして全盲の視覚障害者を会場内でサポートできる体制が十分に整えられないかもしれないリスクを説明されました。また非常時のリスクについても説明を受け、できれば同伴者をお願いしたいということで。

そのときは僕も若かったことや世間知らずだったこともありでこのブログに怒りをぶちまけたこともありましたが、ファン仲間からおしかりを受けたりして…今となってはよい思い出ですけどね。結局そのコンサートには、どたんばになって「ご一緒してもよいですよ」という方が現れて助けていただき、参加できることになったんですけどね。

上の例でもそうですが、僕は全部を助けてもらおうとは思っていなくて、どうしても自力では難しい場面だけサポートしてほしいんだということをお願いしたいだけなんですよねー。今回の乙武さんの場合は階段の昇降時のサポートですか。どういう物言いをされたかは知らないけど、乙武さんの言うことがすべてならちょっとあんまりだなと思います。

スタッフの手が足りない状況なのであればその旨を乙武さんに伝え、対応できるまでに時間がかかってしまうことを提示し、その上でキャンセルにするか待つかを冷静に選択できる猶予もあったんだろうにと思うのです。乙武さんがあれだけ腹を立てているのだからよっぽどじゃないのかなー?

レストラン側にも言い分はあるのでしょう。本当に店内が込み合っていててんやわんや状態のところに車椅子での入店を手伝ってほしいという電話があれば、あまりよい対応もできなかったのではという事情ももしかしたらあるのかもしれません。そこは現場を知らないので推測でしかありませんが。

しつこいようですが、僕もそうですけど、たぶん乙武さん自身にも「助けてもらって当たり前、やってくれて当たり前」なんていう気持ちは、twitterで非難されているほどないんじゃないかなー?自力では難しいことに対してほんの少し手と時間を貸してくださいって言ってるだけだと思うんだけど。

どうしようもない局面って誰にでもあると思うんですよね、障害の有無にかかわらず。でも否定的な言葉を彼にぶつけている人たちは、きっと誰の助けも必要とせず、どんな困難にも果敢に立ち向かえる素晴らしい人なんでしょうねー…とか思ってしまったわけですが。

話を少し変えまして、入店拒否に絡んだ話ですが、このお店に限らず悲しいかなけっこう多いんです。時を同じくしてtwitter上、驚くべき入店拒否のエピソードがたくさんTL上にRTされて流れてきました。
僕ら視覚障害で言うと、盲導犬との同伴を断られたっていう話はもうざらで、驚いたのが、近所の銭湯に白杖を使って言ったら「お一人での利用はご遠慮願います」って言われた人がいるって話。これもけっこう多いらしい。
やっぱ安全面に対するリスクを考えてのことというのが一つ理由としてはあるのでしょう。でも僕が思うに、公共の施設が障碍者の顧客を排除するようではだめだなって思います。
もちろんお店の設計上難しい点もあるでしょうし、他にも僕の知り得ないさまざまな事情があるかもしれません。なにせ僕もまだまだ世間知らずなもので。けど悲しいかなこういう現実は残念ながらたくさんあります。
何がよくないのか、どこを直せばよくなるのか、ぜーんぜんわかりませんけど、まだまだ障碍者にとって住みにくく生きにくい世の中であることは間違いないようです。言葉で罵られるようなことは少なくなったかもしれませんが、心はまだまだ繋がれていません。
道を舗装しても建物の中が歩きやすくなっても、人と人との繋がりがバリアフリーにならないとこういう問題は解決しないでしょうね。たまたま乙武さんが有名な方で発言が波紋を呼んでいるってだけで、実際は根の深い問題です。
そして、こうして声をあげられる人もいればあげられない人だっているんですよねー。今のところあまりよい状況にはないような気がしますが、なんとなくこれが一つのきっかけになってよい方向に進めばいいのになって思います。
なんだかよくわからない感じになっちゃいましたが、今回のことで僕なりに感じたことをつらつらと書いてみました。まとめたつもりだけどまとまってなかったね(苦笑)すみませんです。
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