2016_12
07
(Wed)09:00

DYちゃんの楽曲解説~あおぞら~

12月に入って1週間ほどが経ちました。どことなく町の中、車や人の動きがあわただしくなってくるそんな時期ですね。事故も増えてくる時期なので起こさず会わず、みんな無事に笑って年を越したいものです。
それにしても冷え込みが本格的に厳しくなってきました。それゆえなのかDYさんは1週間ほどかぜっぴきの状態が続いています。もう倦怠感はなくなったし咳も止まったんですが、時々たんが絡みます。今回の風邪は熱が出ない代わりにいつまでもくすぶってる気がする。
とにかく体を冷やさないようにあったかいものを食べたり飲んだりしながら気をつけてまいりましょう。そんな本日のエントリーですが、12月25日にDL販売開始の僕のアルバム、JOIN CIRCLEから曲解説第2弾、あおぞらについて書いてみようと思います。
先日のone way blueとともに11月5日に公開になった音亀フェス2016内で先行して披露させていただきました1曲ですが、皆さんもうお聞きいただけたかな?one way blueは超高速曲ですけど、こちらはバラード。
すごく久しぶりに本格的なバラードを書きました。MCでも言いましたがこの曲は、今年の4月に起きた熊本地震について書いたものです。地震が起きてから1週間後ぐらいには大まかなアレンジまで全てできていた曲で、シンプルな気持ちを音にしました。
ただ悩んだのはギターセクションですね。僕はギターが弾けないし、鍵盤であのジャカジャカをやるのってすごい大変で。フリーのソフトシンセでギターのストロークが出せるやつを探したり、iPhoneのGarageBandとかループ素材とかいろいろ試しましたけどどうしてもうまくいかなくて。
それで、ギターだけは弾ける人にお願いしようということで、アルバム収録のバージョンでは知り合いの音羽ざくろさんという方にお願いをしました。とはいえコード譜とかが一切渡せず(苦笑)耳コピでやってもらうしか方法がなくて申し訳なかったし、最初に僕が渡したファイルなんてクリックすらつけてないっていうお粗末振りで。
実際に顔を合わせて体面でレコーディングするってなったらコミュニケーションをとりながら細かく支持も出せるんだろうけど、遠隔でファイルを渡しあうしか方法がない中だったり、先方のレコーディング環境によっても事情がいろいろ変わってくるので、その辺はわからないとはいえ配慮不足だったと思うし、勉強になりました。
でもそのおかげですごく味わいのあるギターセクションを入れていただくことができたと思います。とってもやわらかい響きのするギターなので聞いてて心地よいと思う。ギターがメインに出てくるバラードという意味では初めて書きましたが、やっぱギターいいですね。ただちなみにですが、間奏のギターソロは僕が鍵盤でやってます。
ギターといえば音亀フェスではAnimal c@astersのパンダ・ケンイチさんにお願いしましたが、ざくろさんとはまた違った熱いギターを入れてくれました。これも上と同様にコード不渡せないっていう問題が(苦笑)ほんと申し訳なかった。なんか今後のために手段を考えないといけないね。反省であります。
嬉しかったのは、僕はストローク部分だけをお願いしたんですけど、パンダさん、ソロも弾いてくれたんですよ。それがけっこう泣ける響きだったので、フェスでは使わせていただきました。間奏で右チャンネルから聞こえるソロがそれです。いやー、思い切ってお願いしてよかったです。その節はありがとうございました。
今回のフェスでパンダさんにギターをお願いしたのは、ある意味でチョッパーさんへのサプライズというかそんなのも自分の中にはあって。チョッパーさん、パンダさんファンだから。パラビ聞いてもらうとその辺お解かりいただけるかと思いますが、チョッパーも熊本地震では震度7を2回くらってるし、1回は本気で死にかけてますから。
そんな中で今年もフェスにチョッパーさんを引っ張り出すっていう無理を言ってしまってるわけで、なんかお礼じゃないけどしたくって。とはいえ…裏の話し、バーチャルフェスですから生の絡みはないんですけどね(笑)いつかどこかのポッドキャストで生の絡みは実現させたいですけどね。
ストリングスアレンジも時間をかけましたが、わりとこだわっていて、JUNO-Gの波形に低音部分で微妙にEOSの波形も混ぜたりしています。隠し味でオーボエも鳴っていたりしますが、こういう曲には合うなと思いました。いい具合に切ない音ですよね。
できる限りシンプルに作ることを心がけたつもりでも気がついたらコーラス含め自分の声が10個ぐらい重なってたり全体でも30トラックぐらいはあったりするという相変わらずな感じですが(笑)そんなこの曲の歌詞について。
「あおぞら」というタイトルで曲を書きたいというのは実はむかしからなんとなくありましたが、曲を書いた段階で「この曲でいこう」というのですぐにタイトルが決まって。と同時に、アルバムタイトルのJOIN CIRCLEというのも定まった感じでした。
空って世界中どこにいても見られるものだし、もちろん世界中を一つに繋いでいるものでもあるし。ただ見上げたときにとても前向きな気持ちにしてくれるものでもあり、その青さに切なくなったりときにいらだたしさも覚えたりすると思うんです。
おんなじ空でも見る人の心情によって捕らえ方が違う。でもそんなのを全部知られてるというか見透かされてるというかそんな気もする。「おてんとさんが見てるよ」みたいな言い方ってありますけど、人が見えてるものも見えてないものも含めて全部知ってる。
それを全部知った上で世界中を繋いでいるものが空なのかな。そんなことを今回の地震ですごく考えてこの詞を書きました。書きながらもそうだし、歌ってても泣けてくるんですが、僕的には大切な1曲になりました。
僕にできることには限界があって、立派なことを言っているようでも中身はぜんぜん立派じゃなくて、心から愛した人も守れない自分が嫌になったり「自分、小さいなー」って自己嫌悪になることもあるけど、そういうのも空は全部知ってる。だから生きよう。
そんな歌。今こうして思い返してみると当時とはまた違った思いもこの歌にはあったりしますけど、ほんと…自分でいうのも何ですがいい曲だなと思います。たくさんの人を繋いでくれる曲になればいいな。
あおぞら

作詞、作編曲 山本大輔



陽が落ちてともる明かりを

人は幸せと言った

残酷に歪む日常

君が泣いているよ

遠い記憶をそっとなぞって

触れた愛しさを抱いて



絶え間なく

熱く流れる滴は

君を攻めるものじゃない

どこまでも広く

どこまでも高く

空は今日も澄んでる





傷ついて酷く疲れて

休むことも許されず

それなのにどうしてもただ

答え知りたかった

めぐりめぐって時間が過ぎれば

君は笑ってくれるの?



少しだけ

そっと見上げた青空

放つ願い届けて

この世界

一つ束ねて繋いで

悲しみならいらない





絶え間なく

熱く流れる滴は

君を攻めるものじゃない

どこまでも広く

どこまでも高く

空は今日も澄んでる





この世界

一つ束ねて繋いで

悲しみならいらない

ときめきも夢もあこがれも笑顔も

青い空は知ってる

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