2017_02
20
(Mon)01:00

考える

去年、本当に久しぶりに僕に彼女と呼べる人ができました。薄っぺらく聞こえてしまうかもしれませんが、僕は彼女のことを本当に愛していました。本当に真剣に心から。僕ももう37です。あとがない…ことはないのかもしれない。でもそれなりにいい年です。
晩婚化だの独身貴族だのいい言葉はいっぱいありますが、自分の周りの同年代を見てみると結婚、一児・二児のお父さんという人もたくさんいます。「まだ若いんだから」は言い訳にならないと僕は思っています。そんなあせりもなかったわけじゃない。
でもそれ以上にずっとずっと一緒にいたいと思ったし、彼女を支えていきたいと思った。「ああ、この人だー」って。でもそんな彼女、突然僕の前からいなくなってしまいました。知らず知らずの間に僕のこの気持ちが重荷になってしまったんでしょうか?
それまで喧嘩らしい喧嘩もしていないし本当に順調だと僕は思っていたのに…。人の気持ちがつかめなかった僕のせいなんだとは思います。はっきりと結婚を意識してあせってたわけではないけど、ゆっくりゆっくりそこへ積み重ねていけたらとは思っていたので。
そんなことをやっているさなか、祖母が倒れ入退院を繰り返すようになり、ついに先日余命宣告まで受けました。肺癌だそうです。また一人、僕にとって大切な肉親がいなくなろうとしてる。
どうしてみんな、僕が大切な人たちは僕の前から突然いなくなるんだろう?母もおじも彼女も、みんなみんな大好きなのに。そりゃ確かに母との親子仲はけしてよくなかった。おじを許せない自分もいる。
でもいい思い出だってそれなりにあるんだ。ゴールデンウイークに母、おじ、祖母らと言った遊園地。母が二日酔いで寝ぼけて作った砂糖味のおにぎり。おじが教えてくれたテレビゲームのおもしろさ。
あの頃はみんな楽しくやってた。幸せだった。何がどこからおかしくなったんだろう?どうして?僕があの日、算数の宿題をちゃんとしていって、担任教師に左目を失明させられたりしなかったら…?
そもそも僕が生まれてきたことそのものが間違いだったのか?そんなことを祖母の余命宣告があってからのここ数日、ずっとずっと考えています。考えてもわからないけどずっとずっとずっとただずっと考えてます。
僕が多くを望んだからいけないのか?わがまま砲台してきたからか?たまに我慢することもあったかもしれない。でも楽なこと、好きなことばかりを気がついたら選んで。自分じゃそんなつもりないけど、わかってないだけ?
だから彼女もいなくなったの?祖母もいなくなっちゃうの?だったら悪いのは僕だ。ここには書けませんが14年ほど前、僕は大変な過ちを犯しました。弁解したって許されることじゃない。自分の寂しさと欲望に勝てないまま相手に深い深い傷を作った。
だから悪いのは僕。他の誰でもない、僕。それで昨日、一人でいなくなろうとしました。夕方、タクシーを呼んで、むかし行きつけだった理髪店にいきました。家族に行く先を聞かれたら散発とでも言っていなくなろうと思って。でもその時間、家族は家にいませんでしたけど。
散発をしてそこの店長に概要程度の近況を話しましたけど、家出をしてきたとは言えなかった。「家に帰りたくない。あの家にいる資格はない」ぐらいのことは言ったかもしれない。でもそんなことでドラマみたいに話が運ぶほど世の中は甘くないことも知ってる。だから一度は帰ろうとしました。
だけど、少しだけ今の家に引っ越す前のアパートに行ってみたくなって駅から逆の方向に歩いて。全てが懐かしかった。ここを歩いてバス通勤していたこと、たまに東京や福岡、大阪に行くために駅に向かったこと。もっともっと前、社会人なり立ての頃の自分、アパートの隣のローソン。
いろいろ思い出した。あの頃は一人でできることも家族に手を貸してもらうことも今より少しは少なかったんだろうに、今じゃ典型的なだめな視覚障害者になってしまってる。だからか?だからみんな愛想着かしていなくなっちゃうのか?だとしたらやっぱり自分は消えたほうがいいんじゃないか?
そう思ったら帰るのが急に怖くなった。家族に出て行けって言われているような感じがずっと耳の奥でしてた。寒いのと怖いのでずっと震えてた。震えながらスマホでtwitterやFBの友達に「今夜、誰か泊めて」なんて叫んでた。消えたいくせに怖くなって叫んでた。でも返事なんてこない。
そりゃそうです。みんなそれぞれに生活があってそれぞれに生きている。むちゃくちゃな話です。だからやっぱりこのまま消えようと思っていたんですが、生まれて初めて警察のお世話になって、僕は今の自宅にいます。まだ生きています。消えられずにいます。そしてまた考えてます。
あのとき、もっと遠くに行ってればよかったのかとか、電車に乗って違う県に適当に行こうかとか。お金はそこそこ持ってたしもっと何かいい方法あったのかもしれないし、さっさとどこかの川にでも飛び込めばよかったのかもしれない。でも直前でやっぱりできなかったんだろうけど。
一人ぼっちになるの、怖いです。一人で生きてるわけじゃないのはわかっています。家族だけじゃない、自分には大切な友達もたくさんいます。ポッドキャストなんかを通じてたくさんの人と出会いました。大好きな人たち。でも、自分が知らない間にその人たちをズタズタにしてるのだとしたら。
みんないつかさっと「実はおまえのそういうとこ、前から大嫌いだった」とか言われていなくなったりしたら。怖い。僕の大切は、僕の大好きは人を不幸にしてる。だとしたら怖い。やっぱり消えたい。でもこれを書き残しているということは…やっぱり消えたくない。ずっと考えています。
少しだけわがままを言いたいです。それが許されない世の中であり状況であるのもわかっていますが、しばらく音楽とポッドキャスト以外のいろいろをお休みしたい。音楽とポッドキャストはやりたい。まだやりたいと思えるから。思わせてくれる人たちがいるから。
それに、唯一がんばらずにがんばれることだと思ってる。これすらできなくなったら僕は本当に消えなくてはいけないんだと思う。少しだけ、ほんの少しだけでいい。半年ぐらいでもいい。ちょっと休みたいです。でもそれはできない。いい大人がそれはできない。がんばらなきゃ。
ずっと考えています。今夜も考えます。がんばります。最後に、twitterやFACEBOOK、Lineなんかで心配して声をかけてくださった人たち、ありがとうございました。そして心配かけてごめんなさい。自殺だけはしません。誓います。ごめんなさい。
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C.O.M.M.E.N.T

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