2017_03
30
(Thu)20:23

Over The Rainbow

祖母の納棺とお通夜に行ってきました。この1年ぐらいのことが全て夢だったらよかったのにと今日ほど思ったことはありませんでしたが、1ヶ月ぶりに会った祖母はもう動かないし何もしゃべってはくれませんでした。しかってもくれない。褒めてもくれない。
穏やかに、ただ眠っているように。でも特徴的だった祖母の寝息は聞こえないし、体温もなくて。本当に祖母なのか、まだ信じたくない自分がいます。そんな祖母の亡骸を前にして僕は髪をなでながら謝ることしかできませんでした。
祖母は、肺にできた癌のせいでほんの少しだけ苦しんだようですが、最後は本当に穏やかだったという話です。弔問にきてくださった方も口々に「全うしたんやな」と言っておられました。そう言っていただけたことは勝手ながら救いでした。
だけど、祖母の願いを僕は何一つかなえることができなかった。弱視程度には回復するだろうと言われていた視力も0になり、ずっと「大ちゃんのお嫁さんを見てから死にてぇなー」と言っていた祖母ですが、それも適わぬものになってしまいました。
祖母のために結婚したいと思っていたわけではないけれど、ずっと僕のことで心配をかけっぱなしだった人だから僕もそれだけはどうしても適えたいと思っていたんですけど…。いろんな意味で自分が悪いんですけどね。悔しいなー。
そんな祖母へ僕は天国にタバコをもたせてあげることにしました。本当に晩年は病気のこともありでタバコを断っていましたが、本当にこちらが心配になるぐらいタバコの大好きな人でした。僕が煙嫌いなのと本当に体調が心配だったためずっと止めろ止めろ言ってたんです。
そのたびに祖母は「わたしの唯一の趣味や。あんたは人の心配より自分の心配をしなさい」としかってきて。まーこの若い頃からの喫煙が今回の癌に繋がったかどうかは定かじゃないですが、本当に明日、最後は許してあげたいと思いました。
これぐらいしか僕にはできません。本当にごめんなさい。ただし、天国でもほどほどにね。そんなことを考えていたとき、葬儀場でオカリナ演奏によるこの曲が聞こえてきました。有線だったのかなー?

当たり前なんですがぴったりすぎて。あと、オカリナの優しい音色にも包まれるような思いでした。虹の彼方へ祖母は旅立ったんですよね。虹の橋の袂には、祖母がむかし、もう僕が生まれるか生まれないかの頃だそうですが、かわいがっていた犬がいるはずです。
名前をラスカルといいます。ラスカルには会えただろうか?先に行ってる曾祖母、母、おじには会えただろうか?今はそんなことを考えています。痛みや苦しいことがなくなった世界で…こんなダメ孫ですがどうかどうか見守っててほしいです。
明日は本当にお別れです。きちんとお礼を言って、虹の無効へ見送りたいと思います。
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