2017_03
31
(Fri)22:52

独り

今日は祖母の葬儀。37年間僕を育ててくれ、肉体的にも精神的にも一番近いところにいてくれた祖母を送ってきました。昨日は気温が20度近くまで上がり、春の陽気と思ったのもつかの間、今日は最高気温さえ10度いかないという寒い、そして雨の1日でした。
きっと祖母の涙だったのだろうと思います。昨日も書いたように、参列してくださった方が口々に祖母の人生は全うされたものだと言ってくださっていたのですが今日の雨。まだまだ祖母は死にたくなかったのではないかと思いました。
僕の誕生日や正月たんびに「大ちゃんのお嫁さんを見るまでは死にたくねーなー」と口にしていました。いついかなるとき、どんなときでも僕のことを気にかけてくれた人でした。もうすぐ38にもなろうかという男がこんなにも祖母に心配をかけて…。
生前も亡くなってからも心配をかけて。雨はお葬式や火葬が始まる頃には強くなり、何度かiPhoneのアプリが豪雨情報や大雨の情報を通知してくれてました。笑顔で逝きたかっただろうに…そこも含めてごめんなさい。
昨日書いたように、祖母の棺にはタバコを入れました。僕からの最後のプレゼントです。もうありがとうとは言ってくれなかったけれど喜んでもらえただろうか?火葬が終わった棺から少しだけタバコの煙が香った気がしました。
気のせいだったのかもしれないし気のせいではなかったのかもしれない。でも、何もかもを許された祖母がもし久しぶりの喫煙を喜んで味わってくれたのだとしたら、本当に嬉しいです。
祖母が最後に闘った癌は調べたところ、男性の喫煙者に多く喫煙との因果関係もわりとはっきりしているというようなことがいろいろな場所に書かれていました。レントゲンにも映りにくいこともあるらしく、1年前に筋力低下や脳梗塞のような症状が出始めたときにはもう手遅れだったのかもしれない。
医師にも発見できなかったものを僕が発見できるはずなんてないんだけど、仮にも人の体を預かる仕事をしている自分なのにそれに気がつけなかったのは悔しい。僕も一過性の脳虚血発作を真っ先に疑ったから。
やはり勉強あるのみだなとも思いました。そしてそのことを身をもって教えてくれて亡くなった祖母はやっぱり立派な人です…なんていうと生意気でしょうか?
母が死に、祖母も死にました。今住んでいるうちにはその前に亡くなったおじの別れた奥さん…僕にとっては義理のおばということになるんですが、彼女やその子供たちがいます。ですがそういう血筋のため、いつまでも甘えて生きていくこともできないと思っています。
ですが助けてくれる肉親はもういません。何か理不尽なことが起きても本気で怒ったり泣いたり、嬉しいことを一緒に喜んでくれる人はもう傍にはいません。だけど止まることもできない。こちらに残されたからには僕も全うしないと。
半人前の弱弱しい僕ですが、できる限り心配かけないようにゆっくりでもちゃんと歩いていきたいと思います。来月の後半ぐらいからになるとは思いますが、審査が通ればガイドヘルパーを使っての生活も始まるはずです。
「大丈夫、なんとかなる。だから安心して」などとはとても言えません。ひょっとしたらこの先、僕が死ぬまでそうは言えないかもしれない。ですが全うできるように、無効に行ったときに幸せになれたことを報告できるように、また歩きます。また逝きます。
37年間、いっぱいいっぱいごめんなさい。そしてありがとう。お疲れ様でした。
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